2代目から3代目へつなぐ歴史
得意分野を生かし、バランス良く仕事分担

3代目を継ぐと決め、地元熊谷へ

花松は祖父が東京都麻布で開業し、戦争で熊谷へ疎開。1945年終戦の傷がいえない熊谷で、その年の12月から生花商をいち早く再開したそうです。
曾祖父も盆栽を扱っていたそうですが、生花業は祖父・父・私で3代目。20歳で生花業に入り、7年間東京や京都の生花店で経験を積んで、新店舗の立ち上げや既存店の立て直しも任されるようになっていました。ちょうどその頃、父から「継いでくれないか」と話があったのです。
実はずっと親元を離れて自分のやりたいように過ごしてきましたので、親にも地元にも恩返しをしようと事業を継ぐことを決め、2018年、地元・熊谷に戻ってきました。

事業承継と仕事の切り替え

これまでの花松は葬儀にまつわる仕事を受けていましたが、新型コロナ禍であらゆる行事が自粛され先行き見えない状態ということもありましたので、代替わりを機に葬祭事業から撤退しました。非常に重い決断でしたが、結果的には良い方向へ進んでいます。
花松のモットーは「人々の心に寄り添う花を提供できる地域一番店」。アレンジメントや花篭などの店頭販売はこれまで通り変わりませんが、新たに胡蝶蘭やインターネット販売を展開して全国から注文を受けることで近年売上を伸ばしてきました。新規事業として花卉栽培なども始めています。
事業承継から6年、2024年は株式会社を設立します。

親子だからこその強み

先代=父は花職人。花、特に枝物に詳しく、華道家に指名されるほどの目利きで、競りの仕事も頼りにしています。
先代の妻=母はとにかく気配りの人。お客様が来ると店先で話に花が咲き、一緒にお茶を飲んでいたりするので、人をもてなすことが好きだと思います。
私自身は珍しい植物や芸能人御用達の胡蝶蘭、微妙な色合いの花など、流行を意識した仕入れができます。
それぞれの得意分野を生かして仕事ができるのが花松の強み。親子なのでコミュニケーションが密に取り合えるところがいいのかもしれません。

地元に活気を、星川からまちづくり

小さい頃から星川周辺は遊び場で、お祭りや商店街のイベントなどにぎやかな中で育ちました。
「まちの活気を取り戻したい」そんな思いから2018年に仲間とナイトバザール「星川夜市」を立ち上げました。おかげさまで集客を生むイベントに成長しています。夜市以外にも星川でイベントを企画したり、地域の人とまちづくりについて考える機会を持ったりしています。
事業発展と共に、星川から熊谷を盛り上げていきたいです。

Flowershop花松
代表 山田 廣和(やまだ ひろかず)さん

所在地〒360-0043 埼玉県熊谷市星川1丁目100
TEL048-521-8702
FAX048-521-8787
営業時間9:00 ~ 21:00
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