ワエストロ株式会社

ウレタンRIM成形、独自技術で明日を変える
ワエストロの特許技術

ウレタン成形メーカーのワエストロ

保有する画期的な3つのコア特許技術

従来のウレタンRIM成形では不可欠だった金型から製品を脱型させるための「離型剤」を使わない「離型剤レス製法」、凹凸模様と色彩を成形と同時に転写する世界初の加飾成形技術「三次元加飾製法」、離型剤レス製法を応用した「ウレタンメッキ」加工技術を保有する同社。代表取締役&CEOの古屋瑞起さんは、特許技術を生かしたものづくりに注力するため2018（平成30）年、熊谷市にウレタン樹脂特化プラスチック製造業として設立した。
現在、自動車やバイクなどのモビリティだけでなく、介護製品、医療機器、建機、農機、スポーツ用品、雑貨、建材など業界を問わず幅広い分野と取引しています。

強み

強みは、金型1つで試作コストも抑え、多品種少量生産にマッチし、大幅な製造工程の削減、人員および製品コスト削減にもつなげられること。さらにサンプル製作、試作、トライ、量産まで。ウレタンRIM成形だけでなく金型設計や設備相談、特許を活かした技術トランスファーを含めた製造相談など、要望に合わせて提案できること。
これまでに培った知見とノウハウで、お客様のご希望ご要望に合わせたオーダーメイドの材料生成が可能です。バイオマスウレタン材料もご用意します。

自社製品の抗菌加工・生活防水ウレタン畳＆マット「くつろぎシリーズ」

従来の畳やマットに欲しかった「あったらいいな」を実現した商品。足当たりや使い心地がやさしいのが特徴でウレタン100%、厚みわずか6ミリ。既成品などと比べ約10分の1程度という薄さ高反発製ウレタンで衝撃を吸収･反発し体への負担を軽減する。

とある大学教授を通じて「転んでも怪我をせず、汚れに強い畳があったらいいな」との介護施設ご入居者様からのお声が開発のきっかけでした。
現在、老人介護施設などの社会福祉施設や、幼稚園・保育園・こども園などの児童福祉施設をはじめ、病院、公共施設、児童館、商業施設のキッズスペースでも利用されています。
自治体向けに避難所の環境改善を目的としてスフィア基準や感染症対策にも対応した「防災セット」としての販売も行っています。防災セット」の普及を通じ、大学や研究機関とも連携しながら避難所の環境改善に取り組みたいです。

• スフィア基準とは正式名称「人道憲章と人道支援における最低基準」といい、災害、紛争の影響を受けた人の権利、その人たちを支援する活動の最低基準について定められている。

社会課題解決、世の中に貢献できる企業へ

令和3年2月。埼玉県の環境SDGs取組宣言企業に認定。現在手がける小型風力発電機設置事業や防災事業、水まわり製品の樹脂化、環境に配慮した製品材料の選定、バイオマスプラスチック(ウレタン)など、展開する環境SDGsの取り組みを進め、他のプラスチック樹脂と比べて類を見ない優れた特性をもつウレタンの可能性を最大限に引き出し、国内外さまざまな分野に役立てる製品開発とものづくりを目指す。

例えるなら「氷を燃やす」。ウレタンに関連したそんな無理難題を解決し、世の中に貢献していくのが私たちワエストロの使命だと思っています